僕が死んだら...は、PCの利用者にもしものことがあった時、指定したデータを消去してくれるソフトウェアです。PCを使っていると、何かと情報がたまるものです。門外不出の極秘情報、あるいはこっそり楽しむ趣味のデータ、いずれも自分以外の人には見られたくありません。しかしもし自分に何かあって代わりに家族がPCを触ることになったら・・・。そんなときに僕が死んだら...を使うと、指定されたデータを利用者本人に代わって抹消してくれます。
僕が死んだら...は、発動されるとあらかじめ指定されたファイルを消去します。その間、消去していることが気付かれないように、画像や文書など別のファイルをデスクトップに表示することができます。発動させるためには二つ準備が必要です。まず、見られたくないファイルやフォルダーをあらかじめ整理しておきましょう。一箇所にまとめておくと、指定が楽です。次に、家族や友人など、PCを触ると思われる人に見せるファイルを用意します。例えば遺書や、思い出の写真、映像など形式は問いません。
僕が死んだら...を起動してこの2つ(消去したいもの、見せたいもの)を指定すると、デスクトップにトリガーとなるショートカットが作成されます。このショートカットに「家族へ、○○より」など必ず開きたくなるような名前をつけておきましょう。クリックされなければ発動しません。めでたく誰かがそのアイコンをクリックすると遺書などが画面に表示されますが、実は裏では指定されたデータの消去が行われている・・・というわけです。データは完全消去されますので、データ復元ソフトを使っても復元は困難です。誤作動させないようにしましょう。
僕が死んだら...は、指定されたデータをこっそり消去してくれるソフトウェアです。自分の有事に備えておけば、恥をさらしながら生き続けることも、墓の中で悔むこともないでしょう。その他、情報漏えい防止など使い方を考えれば意外と役に立つかも知れません。
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