Lhasa32は初心者向け解凍専用ソフトです。ドラッグ&ドロップを基調とした操作であまりに使い勝手がよく、Windows95時代から長く定番としての地位を守っています。初めて圧縮ファイルを受信した時や、ソフトウェアをダウンロードした時など、開き方が良くわからない場合はこれを試してみましょう。
インターネット上に公開されているファイルや、電子メールで送受信されるファイルは、圧縮されているものが少なくありません。Lhasa32では、ファイルの末尾(拡張子)がZIP、LZHになっているものを解凍することができます。これらは解凍作業を経ることで、開けるようになります。この解凍作業が最も簡単にできるツールの一つがLhasa32です。
Lhasa32の使いやすさは、解凍先フォルダを自動的に作成して、その中に解凍ファイルを出力してくれるところにあります。Lhasa32をインストールすると、デスクトップにアイコンが作成されます。ユーザーが必要な操作は、入手してきた圧縮ファイルをこのアイコンの上にドラッグ&ドロップするだけです。出力先を指定する必要もなく、黙ってデスクトップに圧縮ファイル名と同名のフォルダを作成してくれる上、そのフォルダを開いて解凍されたファイル一覧を表示してくれます。圧縮されたファイルが大量でも、解凍先で散らかる心配がありません。
インストール方法も簡単です。ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックして、案内に従うだけです。完了すると、解凍先などの設定画面が開きます。必須ではありませんが、関連付け項目の「lzh」「zip」ボタンをクリックしておきましょう。ドラッグ&ドロップだけではなく、圧縮ファイルのダブルクリックでも解凍ができるようになります。
最近では対応形式が多い高度な圧縮・解凍ソフトが増えていますが、新しいものの中にも扱いにくいものはあります。もっとも普及している圧縮形式である、zip、lzhの解凍さえできれば良いという人にはLhasa32は強い味方です。扱うファイルの種類が増えたら他の圧縮・解凍ソフトを検討しましょう。
ダウンロード Lhasa32 0.20 in Softonic